かけるの千住日記

Archive for January 2009

27 January

モーツァルトとクジラ

◆心に地雷を抱えるヒトビト

モーツァルトと鯨は、以前別の映画を映画館でみたときに予告編を上映していて「おもしろそうだなあ」と思った作品だ。主人公はアスペルガー症候群のカップル。実話をもとにした内容なのだという。

感情のコントロールがうまくいかなかったり、何かに取り組んでいる最中にも、ある特定のことに固執して気を取られてしまいもともと行っていたことがおろそかになる。心の「地雷」に触れられると、感情を爆発させ、自暴自棄になったりする。
映画をみていて、なんだ、そういう人って結構いるんじゃないか。現に私だってその一人だし、と思った。
大好きだけど、結婚はしたくない。セックスはいいけど、友達でいたい。そういう感情をもつのをわたしは不思議だとは思わない。

◆レインマン

主人公のドナルドは、アスペルガー症候群。職業はタクシー運転手だ。しかし、仲間同士の無線が聞こえてくると、たちまちそちらに気を取られてしまう。空間把握能力がずば抜けていて、位置を知らせる情報が耳に入ると、頭のなかに鮮やかに地図を描けてしまうのだ。だから、運転の最中にもその「映像」に気を取られて本来見えているはずの、自身が車を走らせている道が目に入らなくなってしまう。そして、しばしば事故を起こしてしまうのだ。「これで５社目のタクシー会社さ」。ドナルドは客に向かって屈託なく笑う。
ドナルドは、計算能力も図抜けている、数字を見れば、即座に素数かそうでないか判断するばかりか、１の位と１０の位を足したり、二乗したり、それを１００の位との関係性において説明したり（詳細は、私が勝手につくってます）とめまぐるしく頭が回転する。そう、「レインマン」なのだ。
そんな彼は、自助グループを主宰している。自閉症や自分と同じアスペルガー症候群の人々がそのメンバー。定期的に集まり、カフェや公園でおしゃべりをするのだ。
そこへある日、イザベルという新メンバーが加わった。彼女も、ドナルドと同じ、アスペルガー症候群だった。初めてのミーティングの日、彼女は自身の辛い過去を話すが、他のメンバーの反応に憤る。そんな彼女を、ドナルドは、ひとめで好きになった。
そして、２人の心はしだいに寄り添うようになり。

◆相手が好き！という思いを抱いた二人の呼び方

ストーリーを追ううち、この映画を私は「アスペルガー症候群の人も、異性をふつうに好きになるんだ」と、大きな驚きをもって観ていた。アスペルガーの人たちにとっては、世界のほとんどが混沌としている。異性であろうがなかろうが、自分と自分の興味のあること以外は、理解不能な手のつけられない存在なのだと、漠然と思っていたからだ。
しかし、２人は、互いを愛しいと思い、唇に、体に、触れたいと思い、ベッドで愛を交わしたいと感じ、男女のカップルとしてともに生きていこうと考える。
でも、イザベルは言う。「友達でいたい」と。安っぽいドラマやコミックの恋愛モノでよく聞くセリフだが、彼女のそれは、心が感じた、彼との理想の関係として出た言葉だったと思う。愛も交わしたい対象、一緒に暮らしたいアナタ、一緒にいると心地よく、安らぎを感じる異性。それが彼女のしっているボキャブラリィのなかで「友達」だったのだと思う。
私も、もしかしたら彼女と同じような感情を抱いたときに、同じ言葉を使うかもしれないなあ。なんだかスッと、イザベルの感情が胸に落ちたわけで。

「結婚する「添い遂げる」「○○家に入る」あるいは「別姓婚する」「同棲する」など「男女がステディな関係」になる状態の呼び方にはいろいろある。「友達夫婦」とか「空気のような存在」なんていうのも、ある。一見違うようだが、そうした「フツーの夫婦じゃないの、あたしたち」っていうのもまた、確固たる夫婦像に立ち向かう感、いささか顔強張らせて声高らかに唱えている感が否めない。

映画のラストは、自助グループの人たちを自宅に招いた食事会のシーン。めいめいが好き勝手なことを言いながら、喧騒のなかで食事がスタートしようとする。まさにその席で、イザベルは言う。「私は結婚して○○の妻になりました」。（記憶があいまい。ちょっと違うかも）
いいなあ、心から自然に出た、宣言だ。

◆それは私？

本能で生きているヒトたち。うそはつけない。素直な。だから、ヨノナカをわたっていくのは少々苦手。そんなコピーがつくのがアスペルガーだと、この映画を観終えた時点で、心にとめた。
なんだ、あたしのことか、と、ちょっと思う。
なにかに固執する、というのは「決まりごとを守ることに固執する」ことも指すのだろうか。私は、結構マジメだから、そういう場合が多いけど（まじで）。くだらないことを、毎日毎日やらなきゃすまなくなる、なんてこともしょっちゅうだ。それが、なんと床掃除だったりする。
あ、でも、ムショウにシステムから外れたことをしたくなって実行してしまうケースもあるなあ。燃えないゴミの日に、資源ごみを出したり。他人の家の郵便ポストのロックをかけてみたり。１００円ショップで売っているビニルがさを見つけると、失敬したり。

やってること、ちっさー。
だからわたしは、いちおう「フツーのヒト」なんだろう。

だけどフツーってなんだろう。

いつも思うけど。

ちなみに題名は、ハロウィンの日の二人の装束からきている。
どっちがどっちか、は映画を観てのお楽しみ～。（と、軽く映画評論家ぶってみたり）

14:40:55 | tenkakeru | |

武士の一分

「やっぱりキムタクだった」

武士の一分、のほうは、ロードショー上映された当時、至極評判になっていたと記憶している。「木村拓哉がいい」というコメントもしばしば耳に入った。そかー。キムタク、役者への道を着々と歩んでいるのだなあ、といたく感じ入ったものだ。映画紹介をするコメントでは「一分」は「いっぷん」でも「いちぶ」でもないのだと繰り返し強調された。
ちなみにキムタクと映画、というとまず私が思い浮かべるのは、「ハウルの動く城」だ。宮崎アニメ、なのだが。
あの作品は、どうにもこうにも矛盾だらけですべてが曖昧模糊、うやむやなままにエンディングを迎え「これですべてめでたしめでたし」とばかりに、観客を煙にまいた「怪作」だった、というのが独断と偏見による私の感想。
同作で、ハウルの声を「演じた」のが、キムタクであった。そう、キムタク以外ではなかった。・・・って映画を見ていても、思い浮かぶのはキムタクなんだもん～という意味だ。当時、私を含めたまわりのニンゲンのほとんどが、そうぼやいていたものだ。
そして、武士の一分のほうも、まさに是木村拓哉也、なのだ。武士も亭主もいないのさ。スクリーンのなかにいるのは、「キムタク」。

「設定が理解できかねる私がおばかなのか！？」

キムタク演じる三村新之丞は、みなしごだった加世を妻に娶り、下男の徳平（笹野高史）とともに慎ましやかながら静かで平和な生活を営んでいる。ドラマは、城主の食事の毒見役として城に仕える新之丞が、食材調達係である樋村（小林稔侍）の誤りで、ある季節にだけ毒をもつことのある赤つぶ貝を味見することになったばかりに、体調をこわしあげくは失明してしまうことから展開していく。失明してしまったからには職がなくなる。
親戚のすすめで、妻の加世（壇れい）が、嫁ぐ前に顔見知りだったという新之丞の上司・島田（坂東三津五郎）に赴き、これまでどおりの扱いにしてもらえるよう頼む。口利きを約束する代わりに、島田は、加世に言いなりになるよう求め、加世はそれに仕方なく応じる。
直後、新之丞の扱いはこれまでどおりということになることが知らされる。ところが、島田は、引き続き加世に関係を迫り続ける。あるとき、新之丞は、見舞いに来たおばの以寧から。「加世が身分の高そうな侍と一緒にいたところを、夫が見たという」と聞かされる。徳平に加世をつけさせた新之丞はこれを知るに至り、加世から事情を聞くと、加世を離縁してしまう。
ところが、同僚からの情報で、新之丞の石高据置きには高田の口利きはなかったことが判明。城主自らが「自身のために毒見をして失明し、身をもって我が命はもとより他の者をも救った新之丞を減棒にするのは道理に反する」と発言したためだというのだ。島田の口利きはなかったのだ。
「島田は加世を騙していた」
このことに憤った新之丞は、島田と果し合いをすることを決心。見事勝利し、島田は果し合いの相手が誰かについて一切口をつぐんだまま、切腹し命を絶つ。
そして、加世は再び、新之丞のもとに戻り・・・。めでたしめでたし。

で、よく分からなかったのが、「城主が自ら判断してキムタクの身分をこれまでどおりに据え置くことを決定した」という設定だ。
というのも、石高据置きの措置に対するお礼のためにお城に上がった新之丞が同僚に「お上は、我々がここにいる理由がわかっているのか」と問うと同僚は「だいぶお年だから、分からないのでは」と応える。実際、２人の前を通りかかった城主はひとこと「大儀」と発してそのまま行ってしまう。これは「城主は、あんまし考えてないよ、赤つぶ貝の一件なんて忘れているようだ」ということをいいたいがためのシーンじゃなかったのだろうか？
だから新之丞が、果し合いを申し込んだのは、妻の加世が辱められたことに対する怒りだけなのかと思っていたが、「たいせつな妻に乱暴したうえ、口を利いてやると騙した」ことへの憤りだったという設定なわけで。
そうなのか。よくわからないよ。伏線？とその後のストーリー展開の関係が、理解できないよ。と思ったんだよう。

「気を取り直し、本作における『一分』考」

冒頭、食材調達という業務において過失を犯した樋村は、切腹を命じられる。これに樋村は淡々と応じる。
そして新之丞は、一人の男として、道理を通すため、目が見えないながら、剣の達人である島田に決闘を申し込む。
島田は、新之丞に敗れた後、一切に口をつぐんだまま、自らの命を絶つ。
新之丞は新之丞で、決闘の後、城から呼び出されたら切腹をする覚悟でいた。

この映画にはこの４つの「武士の一分」が描かれているのではなかろうか。

全体としては、好きな映画だ。夫のことが大好きで、ずっとそばにいたくて、彼のために心を込め、しかも楽しげに家事や日常のこまごまとした用事をする妻・加世の姿がいい。夫である新之丞が、自分の城の仕事についてあまり知らない加世に「あほか」と軽口をたたき、それに「あまりお仕事のことはお話にならないから」と軽く憤慨する加世の様子がかわいらしい。「夫に仕える妻」＝男尊女卑などと一刀両断するには、あまりにもったいなく麗しい関係だ。

また、城勤めの帰り道に、新之丞が釣りをしている子どもをからかうので、下男である徳平が「リッパな侍がそんなことをするもんじゃない」とたしなめると、新之丞がしらっと「くそじじぃ」と悪態をつく、そんなシーンもいい。
奥ゆかしさ、たしなみ、大らかさ、凛とした強さ・・・などなどニッポンジンの美点（と勝手にこれらを今私が解釈）と思われるものが、丁寧に淡々と描かれている感じがして、心静かに、楽しめる作品だと感じた。

ここは引かない。これだけはやらない。この部分はなんとしてでも守る。
そういう決意というか、信念って、私には欠けるものだなあ、と思うわけで。

08:44:11 | tenkakeru | |

23 January

天敵。

学生時代に、勝手に「天敵」と位置づけていたサークル仲間がいる。
私のすることを、すべて否定してかかるような、そんなヤツだと思っていた。

だけど、彼から私は、ほんとはいろんなことを学んでいたみたい。
自身を振り返る機会を与えられていたみたい。
目を向けない分野に目を向け、取り組むチャンスをもらっていたみたい。

いつも穏やかで、決して声を荒げることはなかった。
マイナー、とされている人たちもそうでない人たちにも
同じような視線を向ける人だった。
不正や、差別には凛として声を上げるひとだった。

いまから、思えば、彼は、そんな人だったのに。
なぜ、私には、疎ましい存在に思えたのだろう。
コドモだったんだ。

彼と向き合って、今話すとしたら、どんなことを話すだろう。
きっと「久しぶりだね、元気？忙しい？ふうん」
みたいな、誰もが交す会話しか、できないのだろうと思う。
それだけ私が底の浅い人間だからだ。彼の、深さに触れることは
私みたいなニンゲンにはできないのだ。
それが、疎ましさの原因だったのだろうと思う。

彼は、先日、逝ってしまった。

彼を偲ぶ文集を作ることになったので、ふと、考えたことを
ここに綴ってしまった。
でも、まだ、なにもまとまっていないことに気づいた。

07:26:24 | tenkakeru | |

21 January

DAYbyDAY

職場では、有志の方がとりまとめてくれて、日替わり弁当を注文することができる。毎日、朝９時半までに注文用紙に書き込めば、昼には「猪山フーズ」（仮名）から届く、その弁当を頂けるのだ。注文は、「ふつうごはんとおかず」「ごはん小とおかず」「おかずのみ」の３通りの方法がある。
この弁当の大きな特徴のひとつに、おかずの種類が多いということがあげられる。弁当の種類そのものは一種類なのだが、おかずに盛り込まれている惣菜の数が豊富なのだ。
たとえばある日のメニュー。エビチリ、ポテトサラダ、大根の葉塩もみ、牛焼肉、レンコンのキンピラといった具合。どれも、量的には少しずつだが、和洋中が入り乱れた絢爛ぶりだ。
だが、もうひとつの特徴は、どれもいまひとつの味だということだ。惣菜の種類の豊富さで大きくリードしたものの、味付けではいまひとつ伸び悩んでいる（悩んじゃいないのだろうが）と、言ってみよう。
たとえば、昨日のエビチリは、「えびのフリッターのケチャップ和え」といった体裁。あたしはこれをエビチリとは言わないよ、と突っ込みたくなる。加えてなぜかフランクフルトも同居していた。
また、ある日のコロッケはしなしなだった。衣は要らないよ。マッシュドポテトだけでいいです、と心の中でそっと意見してみた。ちなみに揚げ物類はどれもしなしなで、噛むと「ニキ」という感触がする。そして、煮物類は、大方味付けが濃い。ひじきも、キンピラも、いもの煮っころがしも。
とはいえ、このように特徴をあげてみたもの「ごはん小とおかず」で３５０円の値段からすれば、致し方ないといえるのだろう。そうなのだ、値段がすんごく安いのだ。
見た目に華やかで、安い。毎日まったく違うメニュー。これが、この職場で「多くのファンを不動にする」理由だといえよう。職場の近所にはコンビにも安い定食屋もないという「昼食難民環境」が背景となっていることも付け加えておこう。
かくいう私も、真に納得はしないままなんとなく「今日のお弁当は何かな♪」的一種虚構のうきうき気分に背中を押されて、注文することが多くなった。いちおう「メニュー」を見て、注文するか否かを決めるのだがこのごろは「どれも大して変りない」ということに気付き始めた。いや、他のひとはどうだか知らないが、私にはそう思えるのだ。
だったら、毎日「登録」しときゃ、昼はなんとかなる。みんなと同じ。１２時スタートの日替わり昼食タイム。

なんか、給食を思い出す。

でもときどき気分を変えて、「ツナマヨおにぎり」と「春雨スープ」とかにしちゃう。ときには「社員食堂」なんかも利用してみちゃおうかしら。ふう。
昼問題はなかなか奥が深い。あ、深くないね。

07:24:00 | tenkakeru | |

12 January

夏休みのレモネード

夏休みのレモネードという映画を観た。
アメリカの、平和な住宅街。まじめなカトリック信者の家庭と
ユダヤのラビの家庭の奇妙な、しかし心温まる交流を描いた作品だ。

ピートは、８人兄弟の４番目、８歳の男の子だ。
学校での素行は、決して誉められたものではない。そんなピートは
夏休みが始まる前の日、担任のシスターから「これまでの行いを
改め、努力をしないと天国へ行けない」とさとされる。
そこで彼は考えた。天国へ行くための「探求」をしなければ。
そしてその一環として「そうだ！ユダヤ教の人たちをカソリックに
改宗し、天国へと導いてやるのだ！」と思いついた。
ピートは、さっそくユダヤ聖堂へ足を運びその聖堂を仕切るラビと出合う。
彼はラビに向かって言う。「この聖堂の入口でレモネートを無料で配らせてください。
ユダヤ信者に喜んでいただき、それをきっかけとしてカトリックに改宗して欲しいと
考えているので」。
ラビは、神妙な面持ちでその話に耳を傾け、ピートの申し出を承諾する。

そんなとき、ラビの自宅で火災が起きた。なかには、息子ダニーと子守りの女性。ここにかけつけたのが、消防士であるピートの父親ジョーだ。彼は、炎の燃えさかる家に飛び込み、無事ダニーを救い出す。

ダニーはピートと同い年だったが、白血病を患っている。今は小康状態を保っているもののいつ再発するかわからない。ピートは、ダニーと友達になった。そして「天国へ行くための」テストを課す。ふたりは毎日のように外で過ごし、次々とテストをこなしていく。そんな２人をラビは暖かく見守る。

一方、ピートのいちばん上の兄パトリックは、「男は高校を出たらすぐに働き、家族を養うものだ」という父の考えと反対に、大学へ進み医者になりたいという夢を抱いている。
そんな彼にラビは、息子をすくってくれたお礼としてユダヤ教会の奨学金を出そうと申し出る。しかしジョーは気に入らない。貧乏なカトリックの家庭だからとお情けをかけようとしている、それは筋が違っている、などと言い出す。自身、大学に行かず、すぐに仕事についた。学歴がないことへのコンプレックスもあるようだ。
そんなジョーに、妻マーガレットも容赦ない。子育てと家事を一手に引き受け、一家をしきる「大黒柱」であり、夫のよきサポーターでもある賢い妻、マーガレット。彼女は「パトリックを大学へ行かせないのなら、毎晩冷えたベッドで寝るのをがまんしなければならないわ」と言い放つ。

そんななか、ダニーの容態が悪化する。奨学金のことで反対され、心配して訪ねてきたパトリックにダニーは「誰が反対しようと、奨学金は君のものだ、おめでとう」と伝えた。それを聞いてほっとしてパトリックが帰ったとたんに心配で胸かきむしる父となる。かくしてダニーは帰らぬ人となる。

とても真っ当な家族の、人生に向ける真面目で普通の視線のなかから生まれる、まっすぐな感情のぶつかり合い。誰もが自分の道を正しいと信じ、そのことによって時に苦しみ、ときに身近な者に思いをぶつける。子どもの発想と行動をあたたかく見守り成長を促す。

少年の死、異なった宗教の信者同士の小さな感情の生きちがい、世代間のぶつかり合いといったドラマはあるが、しごく安心して「見守って」いられる作品だった。自分の心も、軌道修正されたかも。

次は「この森で、天使はバスを降りた」観賞後感を！

15:33:03 | tenkakeru | |

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